前回紹介したJEM7Vですが、質問してみたら、やっぱり日本製のモデルだったらしいですね。となると、この価格はかなりお買い得。なので、さっそく入札が来てましたね。まあ、競売にはなるだろうからこの値段ジャストでは落ちないだろうとは思ってましたが、おそらく、10万以上の値段にはなるんじゃないでしょうか。
しかし、アイバニーズの魅力って「ギターとしての美しさ」というのもありますね。他のブランドと比較してみてもアイバニーズギターの形の美しさというのは目を惹くものがあると思います。
代表的なシリーズがJEMシリーズですが、他にもRGシリーズや最近ではAZシリーズも人気ありますね。でも、どれもはやり美しい。塗装も洗練されていているし、ギターの形も美しいですね。
スレンダーというのかな、なんとなく少女漫画にでてきそうな美貌な主人公という感じの美しさがありますね。こういうのに比べると、フェンダーやギブソンやテレキャスというのはちょっと野暮ったいかな?w
勿論性能も重視するべき点なのですが、形というのも捨てがたい。エレキギターは単に電気楽器としての楽器というわけではなく、造形美も確かにありますよね。美術的なものというか、美意識というか、そういうのがないとやっぱりダメですね。
でも、売れてギターというのは、あまり形状的にはぴんとこないものが多い。だいたいがフェンダー型の形をしていて、リクルートスタイルというか、リーマンスタイルというかw 自由な楽器なんだからもっと自由に表現してほしいと、いつも思うのだけど、何故かリーマンスタイルばかりが目についてしまうよね。
エレキギター発祥の地はアメリカ。アメリカ産のギターはフェンダーでありギブソン。あとテレキャス。この三つがだいたいのギターの形の基本になっている。伝統的なものが好きな人達はだいたいこの形を好むみたいだね。
私からみるとあの形というのはどうにも好きになれなくて、どう言ったらいいのか、アメ車とかアメリカンコミックってあるじゃないすか?あの感じなんだよね。アメリカンな美意識というのかな。原色的で、角ばっていて、なんだか潤いがないスタイルなんだよね。
それに対して日本の美意識というのがアイバニーズかな。まあ、ヤマハもいいけど、美を感じるのはやっぱりアイバニーズか。なんだけど、アイバニーズシリーズで売れてるのはGIOという、一番安いやつらしくて、アイバニーズ 人気 で検索しても、美しいアイバニーズギターはほとんどでてこない。
でてくるのは「初心者入門セットGIO」アンプ、ピック、ストラップ、まとめて買えてお買い得です~とかいう、、これはアイバニーズとは呼べないだろ、という代物だよね。
でもねえ、美しいアイバニーズのギターとなると、どうしても10万以上の価格にはなっちゃうんだよね。グレード的にざっと言うと、
安物が、GIOシリーズ。2万から3万程度。
次が、スタンダード、海外製がほとんどで5万ぐらい。プレミアムと銘打ってあるのが目印だね。
これの次に、プレステージと呼ばれる日本製の10万以上のシリーズがあるんだよ。で、この上にあるのが、Jカスタムやシグネチャーモデル。最上位のシリーズなので20万以上というのがザラ。
まあ、だから、美しいアイバニーズのギターを手に入れたいならプレステージ以上のクラスじゃないとダメってことなんだけどね。でも、入門者がいきなり10万のギターなんて無理ぽいでしょ?
なんだろうね、だから、売れるのはGIOかスタンダードあたり。私も2年ぐらい前はスタンダードを使ってたけど、まじめに音楽活動するようになって、ギターの良し悪しも分かるようになってくると、これじゃダメだなってのが見えるようになっちゃってね。
かといって、プロってほどでもないので、20万以上は無理で、今のとこその手前のプレステージシリーズが適当かなと思ってるんだけど、あまり出回ってないんだよねプレステージシリーズは。
なので、ギター探すのはいつも苦労するんだけどねw どこいっても野暮ったいアメリカンギターばっかしだからね。90年代まではまだ色気のあるギターが多かったんだけどな~ 2000年代あたりからUSAばっかしになっちゃってさ。
みんなアメリカ大好きみたいだしなw 俺は嫌いだw
技術もいいけど、美術も大事だ。美術のない技術はつまらない。だから私は美を求めたいと思います(*^-^*)
今までみたなかで、一番美しかったのはこのギター。ヘルゲエンゲルケさんの所有する世界でもたった数本しかないというオリジナルを誇る、通称スカイギター。大天使ミカエルが、ギター賢者ヘルゲに与えたというw 伝説級のギターであるw
美しい(*'ω'*)