シーズンズ・オブ・ラブ

 

という曲を知ってるだろうか?

 

アメリカで有名なミュージカル「レント」という作品のメインテーマ曲なのだが、10年ぐらい前に、映画化もされて、その時はじめてこの作品を知ったんだけど、いや~。この映画版のイントロが素晴らしかったんだよね~。

 

映画版の「レント」は、あまり評価されなかったらしいんだけど、個人的にはそっちよりもこのオープニングの映像が圧巻だったな~。

 

今見ても素晴らしい出来だと思う。というわけで、ユーチューブ動画でどうぞw

 

 

 

(うーん、励まされるな~)

 

 

ん~、なんてポジティブな美しい曲だな~と思います。でも、この曲のハイライトは何と言っても、後半からのR&B的な歌唱パート。ここがもう圧巻の出来で、この歌い方を初めて聞いた時には、すげーなにこれ?って感じでしたねw

 

イングウェイとかヴァイとかもすごかったけど、あれに負けないぐらいの衝撃でしたw んで、今の知識や技術で見直してみると、この歌い方こそまさに「R&B」のお手本のような歌唱法だったんだな~というのが分かります。

 

まあ、ルーツとしてはソウルミュージック、あるいは、ゴスペルというとこになるんでしょうけど、ひとまずは、「R&B」と呼んでおきましょう。

 

んで、この素晴らしい歌唱を披露してくれてる女優さんは誰なのかというと、ネットで調べてみると、

 

「トレイシートムズ」さん

 

という女優さんみたいですね~。いや、この人有名な歌い手さんなのかな?と思ってましたが、そうではないらしいw 女優さんでありながら、これだけ歌いこなせる技術を持ってるって、さすがアメリカだな~と思っちゃいますが、私には、この歌い方が「R&B」の歌唱法をすごく体現している謡い方に思えるんですよね~。

 

まず、ブルーノートを混ぜた歌い方ですよね~。ドレミのミを♭させた音とか、ソを♭させた音とか、シを♭させた音とか、ギターやってるひとは分かると思うんだけど、マイナーペンタスケールのあの音ですね~。

 

ああいうのがドレミファ~という音階やメロディに混じってくる。そう、これはギターでいうところの、「ミックススケール」みたいな使い方なんですよね~。

 

ブルーズのアドリブでいう、メジャーペンタ、マイナーペンタの融合みたいな。そういうニュアンスを、「ボーカル」でやってしまおうというのが、「R&B」の歌い方なんだろうなと思います。

 

いやでも、そのテクニックはやっぱり見事ですね~。学校で習うドレミファソラシドが全く違った音階に聞こえてしまうというw

 

だから、最初、「R&B」を聞いた時に、音程がよくわかんないし、コードも全然とれませんでしたねw 西洋音楽に慣れてしまうと、こういう音と音の間を歌う音楽というのが理解できなくなっちゃうんだよね~。

 

でも、実は実際の音楽、リアルな音楽というのは、こっちのほうで、音と音の間の世界をバッサリ切り落としちゃったのが西洋音楽だったんだろうなと思います。

 

まあ、そういうとこはおいといて、このトレイシーさんの名演は、「R&B」の歌唱法の教材としても有効だと思うので、この曲での彼女の歌い方、耳コピできるぐらいまで練習してみたいですねw

 

というわけで、今日も、職場で、こっそり歌練で、この曲をやってみたんですけどw 後半のオブリガードのところが、まだはっきりわかりませんね~。でも、あそこのパートがこの曲のトリって感じですからね~。

 

頑張ってあのパートを歌えるようになりたいですよね~。あの曲の最後の方の、ハイトーンでのフェイク?ぽいとこ、あれもいいすよね~。あそこまで歌えたらもう、超ハイな気分になれると思いますw

 

はい、というわけで、「シーズンズオブラブ」、名曲、名演のご紹介でした。

 

では、またね~('ω')ノ

 

いぇ~い、いぇ~い、いぇ~い、う~~~うう、う~w