ギターを選ぶときは何で選ぶ?

 

何でしょう?やっぱり見た目なのかな?まあ、それも間違いじゃないと思いますけど、「金額」というのも一つの尺度かもしれませんね。高いギター=いいギター、という分かりやすいステータスがありますからねw

 

他には、「有名な人がおすすめしていたから」というのもありますかね~。インフルエンサーっていうのかな?そういう方が、このギターいいよ~っておすすめすると売れ行きが上がったりするみたいですね~。

 

でも、やっぱり私は、

 

「品質」

 

で選んで欲しいかな~と思います。というか私はギターをみる時は「品質」第一ですかね~。でも、この品質というのは、人それぞれなので、選者がどういう品質基準で選んでいるのかという点を考えて参考にしてほしいと思います。

 

というわけで、私の場合の「品質基準」なのですが、

 

①「とにかく弾きやすいかどうか」

 

見た目とかよりも、私はまず、そのギターの機能性である「弾きやすいかどうか」を重視しますね~。

 

具体的には、

 

・「24フレットまであるかどうか」

 

私はハイポジションを多用することが多いので、まずは、フレット数が24フレットまでちゃんとあるかどうかを見ます。

 

・「接着深度が浅いかどうか」

 

接着深度というのは私の造語なのですが、ネックとボディの接着が浅い、深いという度合いを意味しています。これを見分けるのは簡単で、接着深度が浅いギターというのは、6弦側のボディのカッタウェイの位置が、どのフレットになっているか、で見極めることができます。

 

例えば、接着深度が深いギターというのは、この位置が15フレット前後にきます。そのため、ハイポジションが弾きにくいという特徴がありますね~。代表的なギターでいうと、ギブソンレスポールとかがそうなんですけど、アイバニーズでも「RG6HSHMTR」という機種は接着深度は深いタイプですね~。

 

逆に接着深度が浅いギターというのは、6弦側のカッタウェイの位置が18~19フレットあたりにきます。一般的なアイバニーズのRGシリーズはこの位置が多いですね~。まあ、ポールリードスミスあたりだともっと浅い位置に接着されているので、ハイポジションの弾きやすさはかなり弾きやすいと言われてますね~。

 

ただ、あまりに浅すぎると、今度はネックが不安定になり、ネックを傾けただけで音程が変化してしまうという現象も起きるようなので、チューニングの安定性を考えるなら、18~19フレットあたりというのが妥当な位置かなと思います。

 

 

②アーミングしてもチューニングが狂わないかどうか(アーム精度95%)

 

これは、昨年の12月ぐらいから着目するようになった品質チェックポイントなんですけど、昨年の12月ぐらいからアーム奏法を行うようになりまして、アーミングしてもチューニングが狂わないギターというのを求めるようになったんですよね~。

 

そこで、色々とどのギターがそうなのか?というのを審査しているんですけど、今のところの結論としては、

 

フロイドローズタイプで、スプリングが3本掛けで、10万円以上のしっかりした作りのギター

 

というのがそうなるのかなという感じですね。まあ、アームの精度というのは、私が独自に開発した「アームテスト」を行って、チューニングの狂いが±5セント以内というのを「アーム精度95%」と称しているんですけどね~。

 

なので、ギターを買う時は、アームテストを行い、精度が95%ぐらいのものを選ぶと安泰なのかなと思います。

 

まあ、そうはいっても、なかなかアームテストをお願いしても、やってくれる店舗ってないんですけどねw

 

なので、そこは、コネなり、SNSなりを通じて、なんとか情報を得るしか今のところは手はないですね~。

 

はい、ま、そんなわけで、まとめると、ギターを選ぶ時の「品質基準」とは、

 

①接着深度が浅いギター

 

②アーム精度95%ぐらいのギター

 

ということになりますかね。あくまで、私個人の基準ですので、ここに+して、選抜基準を設けても構わないのですが、一応、私はこの二つということですね。

 

はい、というわけで、今回は、ギターを選ぶ時の品質基準について書いてみましたが、参考にしてもらえると嬉しいですね。

 

ギター選びは、品質の高いギターを選んだ方が結果的に長いこと使えますし、技術も上達すると思うので、私は、やっぱりギターを選ぶなら「品質」で選ぶ方がいいと思います。

 

どうか、皆様が優れた品質のギターと出会えますように(^^)/

 

というわけで、今回はこのへんで、またね~('ω')ノ