春めいた天気の今日この頃、いつもの散歩コースに咲いている梅の木も綺麗に満開になっていて、おお、もうすぐ春なんだな~と思っちゃいますが、季節も季節なので、ちょっと春っぽい曲をやってみようかと思って、森山直太朗さんの「桜」をやってみた。
いい曲だし、感動的なコード進行だと思う。カノン進行と呼ばれたりする定番のコード進行なのだけど、でも、これって、音楽全体の割合からいうと、1%ぐらいにしかならない。
このたった1%を聞いて、音楽ってこんなに美しいコード進行がもっとたくさんあるんだろうな~と思っちゃうとがっかりしちゃう羽目になるw
カノン進行は100あるコード進行の内でもたった1つしかない、そういう、稀なパターンというのが現実なのだ。
なので、このカノン進行を聞いて、こういうものが無限にあるのだと思ってしまうとあとでがっかりする。
音楽のこういう分かりやすく感動的な部分というのは、全体からいっても3割~2割ぐらい。残りの7割は分かりにくい事務的な感じの世界って感じだ。
だから、その現実に気づくと、多くの人は音楽の限界に気づいてしまい、音楽をやめていってしまうことも多い。
勿論、残りの7割を面白いと理解できるのならそれもありなのだが、正直、残りの7割は面白いというよりも、どこか事務的で技能的な感じがする。
美しい部分が3割、残り7割は「わかりにくい」
それが音楽の実態と言ってもいいのかな~。なので、音楽を楽しめるのは3割まで、残りの7割は事務作業と言ってもいいのかもしれない。
でも、そうなると、じゃ、音楽って何なんだろう?という気もするよねw
まあ、何なのかってのは分からないんだけど、ただ、確かに一般的に楽しめる範囲はだいたい3割ぐらいしかない。
そして、その3割というのは、そんなに長いこと勉強しなくても身に付く程度の範囲だ。普通に社会人やりつつ、趣味でも十分に、身につけられる教養の範囲だ。
だから別に、その程度でいいのなら、社会人と音楽を両立していくことは可能なんだろうなと思う。
うーん、でも、3割ということは、いずれ、音楽も出尽くす時がやってくるんだろうな~とも思う。現に、昨今の音楽業界とかみてみると、出尽くしてる感じはあるので、これから先、この業界が大きく発展していく可能性は低いのかもしれない。
なので、3割だけをみて、無限の可能性を感じてこの業界に飛び込んじゃうと、この現実を知って、愕然となるかもしれないんだけどねw
まあ、そうなったら転職して他の事を探求すればいいや?って思えるならいいんだろうけどね~。
しかし、3割かあ、、なんとも、少ない実のりだよねw それはまるで、1年に3割ほどしか訪れない「春」の季節のよう。とても美しく、うららかな短い季節。それは、ちょうど全季節の3割ほどでしかなく、でも、その季節だけが多くの人に愛される。
音楽とは何なんだろうな~。楽しいし、美しいとは思うけど、でも、その実りはたった3割ほどしかない。なんだか、春の夜の夢のようだ、、
はい、というわけで、今回はそんな話でした。
じゃ、またね~('ω')ノ