スプリングの強度

 

「RG652MPB」のアームユニットを分析してみると、基本的な構造は「フロイドローズ」型と同じ。アームアジャスターはついていないので、テンションアップ&ダウンが起きそうなのだが、アームテストをやってみると狂いは最小限に抑えられている。

 

今のところこのギターのアームユニットが一番精度が高いという感じだけど、何故これほどの精度が達成できてるのか、分析してみようw

 

分析といっても、RG370ZBと比較して研究するという感じの作業がメインなのだけど、やってみて思ったのは、

 

「RG652MPBの方がスプリングが強い」

 

という点かな~。アーミングしてみると分かるけど、確かに、RG652の方がアームが固い感じがした。

 

てことは、スプリングの力が強い方が、テンションアップ&ダウンの規模が最小限に抑えられるってことなのかもしれないね~。

 

アームユニットのピッチの狂いの原因は「テンションアップ&ダウン」(私が勝手にそう呼んでいるんですけどねw)。これを、なるべく小規模に抑えるというのが今のところ最も優れた解決法ってことになるんだと思う。

 

勿論、完全に解消するためには、完璧なアームアジャスターを作るしかないんだけど、今のところそういうものは開発されていない。

 

なので、今のところは、この現象を最小限に抑えるシステムが有効。んで、その中で今のとこ優秀なのが、スプリング3本掛けのフロイドローズタイプというわけですね。

 

うむ~、となると、以前検証した「ジェムjr」はどうなんだ?ってことになりますけど、あれも確かフロイドローズタイプでしたよね~。となると、あれはアーミング精度いいのか?

 

いや、でも、あれ、アームテストやってみたらRG370と大差なかったって結果だったからね。うーん、やっぱりシステムだけでは不十分なのかな?やっぱりそこにプラスして、10万円以上のクオリティが必要になるのかもしれない。

 

10万円以上のクオリティとは?w

 

それは素人にはわからない世界だけど、まあ、触った感じでいうなら、確かに丁寧に作りこまれているかどうかって違いはあるかな~。工場生産のおおざっぱな作りじゃなくて、1本ずつ手作りで作ってある、そういう違いを感じるよね。

 

だから、それって人件費の違いなんだろうなと思うんだけどw 腕のいい職人さんが作ったものなのか、ライン作業で作られたものなのか、そういう違いがお値段の違いになるんだと思います。

 

というわけで?ギター買い替え候補としては、やっぱり、「RGT1220PB」が有力なのかな~とは思います。サウンドハウスさんで17万という高額なギターなのですが、性能は確かに信頼できるレベルだろうと思います。

 

なので、安いギターをあれこれ買うよりも、万年向きの高いギターを1本買った方が、長い目で見ればお得だよねって事ですね~。

 

はい、というわけで、資金集め頑張ろか~w

 

じゃ、今回はこのへんで、またね~('ω')ノ

 

 

 

RGT1220PB、こんな若い子が使ってるんだね~。いやでもこの子は逸材って感じがするな~。今後の活躍に注目だねw