ぐるぐるって?何かというと、フレーズのパターンを私が勝手にそう呼んでいるんだけど、キーAmだとすると、ラシドレ、シドレミ、ドレミファ、レミファソ、みたいな感じに4つずつ上がってくパターンのこと。
ギターでも鍵盤でも練習パターンとしてよく使われるこの動きなんだけど、これを私は「ぐるぐる」って呼んでるんだよね~。ギター、特に、イングウェイ師匠みたいな雰囲気を出すときに、このぐるぐるを多用したりするんだけどね~。
まあ、ナチュラルマイナースケール上でのぐるぐる、と、あと、これは結構難しいし大変なんだけど、ハーモニックマイナースケール上でのぐるぐる。このシンプルなフレーズなんだけど、これがある程度のスピードをもって、ある程度の長い尺で演奏されると、とても迫力のある、なんていうんだろう、甘美なっていうのかな~、そういうサウンドになるんだよね~。
んで、今日はずっとハモマーで遊んでたんだけど、ふと、イングウェイ師匠みたいなフレーズってどうやったら醸せるんだろうな?と思ってね。色々考えてみたんだけど、やっぱり、この「ぐるぐる」こそがイングウェイ師匠のフレーズの雰囲気を一番醸してる感じがするんだよね。
フレーズはとてもシンプル、なんだけど、スピードが速い。BPM90ぐらいだとすると、32分音符ぐらいのスピードで演奏し続けることになる。やってみると分かると思うけど、これを演奏し続けるのはなかなか大変なんだよねw
まず、体力ないと無理だし、ピッキングの正確さも求められるからね~。このぐるぐるを8小節の間ずっとやっていろ、と言われたら、できる人は、そうはいないかもしれないねw
んで、これをアドリブの中で使う場合、ちょっと問題点もいくつかあって、まず、このフレーズはフレットの限界部分まですぐ上がっちゃうってことかなw
割とレンジの広いパターンなんで、すぐにワンポジションのてっぺん部分まで行きついちゃうんだよね。んで、それ以降は弾けなくなっちゃうんで、そっからどうするのかというと、今度は逆に、下降パターンで下っていくというw
ラソファミ、ソファミレ、ファミレド、、みたいな感じで、ぐるぐるの上昇と下降を延々と繰り返す。それが、イングウェイ師匠の速弾きの「核」なのかも?しれないねw
実際、この単純な技だけで、確かに、イングウェイぽい感じ、てのが醸せるてると思うので、てっとり早くイングウェイの雰囲気を味わいたい人は、ハーモニックマイナースケールで、このぐるぐるをやってみると味わえるんじゃないかなw
てか、普通にやるだけでもしんどいスピードだし、分量なんだけどねw
うむ~、後は、このぐるぐるのちょっとしたテクニックとしては、「かえし」の部分かな~。フレットポジションのてっぺんまで行ったときのおりかえしの動きってのもちょっと独特の動きがあって、まあ、このヴァリエーションは色々あるんで、一概には言えないけど、このかえしのパターンも上手くできるようになると、ほぼ無窮動でぐるぐるができるようになる感じだね。
それと、演奏的に楽にするために、これを「4ノートパーストリングス」でやるというのもありかな。4ノートなら割と楽に弾けるからね~。上手く使えば、指の負担は軽くできる気がする。
はい、まあ、今日は1日、ハーモニックマイナースケールで遊んでみた、って感じだったけど、本日の成果としては、「ぐるぐる」だったかなw
じゃ、無理しないように、腱鞘炎にならないように、超絶技巧の世界を堪能してくださいませw
ほなな~('ω')ノ
DDGさん、バイタリティあるんですねw お肉とか食べて体力つけないと、この速くて長いフレーズは厳しいす('ω')